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サイズ | 幅 90cm × 奥行 50cm × 高さ 61cm |
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先代の時代から、腕の良い職人さんとお互いの信頼関係を作ってきているが、近年、廃業される方も多く、伝統技術が失われていくことの不安を感じます。手作りでの製作は自然と少量の製作数になり、どうしても価格が高くなります。 それでも買って下さり、大切にして下さる方々がいることが日々の励みとなります。そんなお客様との付き合いがとても嬉しく思います。
《 粟田口 清信 あわたぐち きよのぶ 》
京都粟田口の刀匠・三条小鍛治宗近の流れを組む。名工、三条小鍛冶宗近は国宝「三日月宗近」を手掛けた人物で、粟田口の地にある粟田神社の末社「鍛冶神社」に祀られています。廃刀令に伴い、培った鍛金技術を活かした錺ち甲冑製作へと移行します。粟田口清信の甲冑は、細部に至るまで一貫して手作りによる技術を研鑽した製作が魅力です。平成元年、経済産業省指定伝統工芸士に認定。平成13年には「京の名工」京都府伝統産業優秀技術者表彰を授賞。数々のコンクール等において輝かしい功績を残す京都甲冑界を代表する名匠。
春日大社所蔵 鎌倉時代(13~14世紀)
《 国宝 赤糸縅大鎧 (竹に雀金物大鎧・竹虎の鎧) 》
奈良県春日大社が所蔵する、国宝指定の鎧のうち最も有名と言っても過言ではない一領。竹と虎と雀を基調として藤・桐・菊・蝶などを加えた細やかな飾金物が随所に配置され、頭上に大きく広がる大鍬形は圧巻である。茜色の絨糸は今でも燃えるような赤色を残し、その華やかさにおいては、日本屈指の作例として知られている。名称の由来となっている大袖の「竹に虎」を意匠とした大きな錺金物が非常に目を引く。多くの雀の鋭い目つきとは対照的なユーモラスな虎の表情も面白い。数多くの甲冑師がこの国宝をお手本とし、研究を重ね、模写を世に発表している。
奈良・春日大社所蔵の国宝と同じ【本漆による黒小札】で仕上げております。