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サイズ | 間口27cm×奥行22cm×高さ33cm |
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京甲冑の生地作りを生業としていた今村善次郎の工房が京甲冑作りを始めて、現在の今村達人で四代目。
京甲冑界にその名を轟かせ、今なお語り継がれる二代目澤井清一、三代目今村勝男両師より受け継がれた伝統の技を守りつつ、 進化し続ける独自の作風は、甲冑のもつ剛健なイメージとは対照的な流麗さをも併せ持つしなやかな印象を見る者に与える。
経済産業大臣認定京甲冑伝統工芸士。現在に至るまで、伝統工芸士全国大会を初め、数多くの作品展に出展し高い評価を受ける、京都を代表する甲冑師の一人。
その昔、地位や名誉、威厳の象徴として、さらには子孫繁栄の守りとして、甲冑には様々な思いが込められていました。
時代は変わっても、思いを込めてつくりあげた一水の甲冑は、お子様の健やかな成長と大成を願うものです。 きっと立派に成長されるまで守ってくれることでしょう。
そして、その心は甲冑を通じて、親から子へ、子から孫へ、きっと受け継がれていくことでしょう。 山紫水明の都、 平安に生を受け東山山麓より一筋に流れる水の如く、自然に逆らわず、永遠悠久の大海に注ぐ。人の道もこのようにおおらかに送れるよう、大願を込めて一水と号す。
春日大社所蔵 鎌倉時代(13~14世紀)
《 国宝 赤糸縅大鎧 (竹に雀金物大鎧・竹虎の鎧) 》
奈良県春日大社が所蔵する、国宝指定の鎧のうち最も有名と言っても過言ではない一領。
竹と虎と雀を基調として藤・桐・菊・蝶などを加えた細やかな飾金物が随所に配置され、頭上に大きく広がる大鍬形は圧巻である。
茜色の絨糸は今でも燃えるような赤色を残し、その華やかさにおいては、日本屈指の作例として知られている。
名称の由来となっている大袖の「竹に虎」を意匠とした大きな錺金物が非常に目を引く。
多くの雀の鋭い目つきとは対照的なユーモラスな虎の表情も面白い。 数多くの甲冑師がこの国宝をお手本とし、研究を重ね、模写を世に発表している。