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サイズ | 幅 55cm × 奥行 40cm × 高さ 52cm |
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今から約100余年前の明治時代、初代「雄山」鈴木甲子八(きねはち)が五月人形の陣道具を営んでおりました。
その後、甲子八は五月人形である甲胃を手がけるようになり、本格的な甲冑作りが始まりました。
根っからの職人であった甲子八は研鑽を積み重ね、その天賦の才とも相まって、今の「鈴甲子(すずきね)」の基礎を作りあげました。
時代は、大正、昭和、平成と流れ、甲子八の時代とは比較にならない程の素材や技術が向上しましたが、甲子八の職人魂は当初にも受け継がれています。
今も昔も親が子を思う気持ちが変わらないのと同じように、私達も初代「鈴甲子」の教えを守り確かな技術と情熱を持って甲冑作りに精進いたしております。
《 平安晴峰 (へいあん せいほう) 》
平安晴峰は四代目まで続く名門甲冑工房。全国新作節句人形コンクールにおいて内閣総理大臣賞特別賞受賞。東京都都知事より青年優秀技能賞受賞。
機会ある度に日本全国に所蔵されている鎧、兜を実地に調べ研究精進を重ね現在に至る。
甲冑師 雄山や人形師 壹三(いちぞう)の名でも活躍し、壹三はわんぱく大将シリーズを製作する人気人形師としても知られている。
春日大社所蔵 鎌倉時代(13~14世紀)
《 国宝 赤糸縅大鎧 (竹に雀金物大鎧・竹虎の鎧) 》
奈良県春日大社が所蔵する、国宝指定の鎧のうち最も有名と言っても過言ではない一領。
竹と虎と雀を基調として藤・桐・菊・蝶などを加えた細やかな飾金物が随所に配置され、頭上に大きく広がる大鍬形は圧巻である。
茜色の絨糸は今でも燃えるような赤色を残し、その華やかさにおいては、日本屈指の作例として知られている。
名称の由来となっている大袖の「竹に虎」を意匠とした大きな錺金物が非常に目を引く。
多くの雀の鋭い目つきとは対照的なユーモラスな虎の表情も面白い。 数多くの甲冑師がこの国宝をお手本とし、研究を重ね、模写を世に発表している。