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サイズ | 幅 60cm × 奥行 30cm × 高さ 27cm |
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松寿(まつよし)の人形らしさに女流作家ならではの感性が融合。
-二代目 小出松寿-
初代小出愛の孫。初代小出松寿の長女として生まれる。
幼少期より父「小出松寿」の傍らで作風・感性に触れ「松寿の人形」らしさを体得しつつ、学生時代は史学研究の道に進み歴史への造詣を深める。
大学卒業後はファッション業界を経て、色彩や美への感性を磨く。
2004年「小出愛」を継ぐべく工房に入社。市松人形と雛人形の基本製作技術を学び、「二代目小出愛」を襲名。
2017年に節句人形工芸士に認定。さらに2018年には代表取締役社長に就任する。2021年「二代目小出松寿」を襲名。亡き父からの教えである伝統の技術
「松寿の人形」らしさと彼女自身の経験と知識を融合した文字通り女流作家ならではの「優美で洗練された商品」を提供している。
父と共に築き上げた製作集団。「人形工房松寿」の主宰として、6名の節句人形工芸士を中心に時代に合わせて進化しながら、
同時に昔から受け継がれた技術を大切にしつつ日々人形づくりに勤しんでおります。
人形工房松寿では、お子様が見ても楽しくそして嬉しくなるような華やかなお人形を先代より継承し続けている確かな技術で、丁寧にお作りしています。
こだわりの詰まったお人形たちをぜひご覧ください。
<ひのおまし>
お雛様の殿と姫が座っている親王台とい う畳台の実物。京都御所の中にある歴代天皇陛下がお座りになっていた御座。
増村人形店では、現在では変色していまっている京都御所の正式な繧繝縁の色彩を京都で250年以上続く金襴商「誉勘商店」に復元してもらい、それを基に昼御座を製作し、 親王台に採用しています。
京都御所 清涼殿 昼御座(縁まで京都御所の実物を忠実に再現。)
京都御所・清涼殿にある「繧繝縁(うんげんべり)」と呼ばれる最も格の高い畳縁の厚畳二枚を敷いた玉座。天皇が出御されて勅裁などが行われた。
一般的な親王台は黒の枠や畳一枚の仕様は若干簡素化されたものである。
女雛の簪(かんざし)には本柘植に紅白梅の手描き仕様となっております。
市川伯英による優しく上品なお顔が人気のポイント。 唐花、唐草など縁起の良いとされる「吉祥文様」を縁取りまですべてを刺繍で施されております。
石帯には古来より親王が腰に着けていた金の魚袋(ぎょたい)を再現。
<桜橘>化学繊維ではなく繭(シルク)で作られた桜橘。
桜と橘は「魔除けの花」と言われており京都御所の紫宸殿にも植えられております。
橘は冬でも落葉しないことから不老長寿の木とされ、 健康を願って飾られるようになりました。