※納期に関しては、受注メールにてご通知させて頂きます。事前にご確認をされたい方は、TEL.06-6763-1788 迄ご連絡くださいませ。
サイズ | 幅 65cm × 奥行 35cm × 高さ 29cm |
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伝統息づく京都の地に生まれ、京都桃玄の名を継承し、これまで作品を通じて皆様のお祝いのお手伝いが出来たことを心より嬉しく思います。
人形司という仕事は自分が満足する作品を作るだけでは終わらない。
贈る方、贈られた方が満足して初めて仕事が完了する。
「日本固有の伝統美を形に ......」
「桃玄の名に恥じない作品を......」
と意気込んで、今日まで日々研鑽を積んでまいりましたが、まだまだ勉強の毎日で御座います。
今後ともより一層皆様にご満足頂ける作品を作れるように、そして、お子様の健やかな成長を願い祝う素晴らしき日に、私の作った御人形を選んで頂けますように精進して参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
有職雛人形司
京都桃玄
昭和43年京都生まれ。京都西陣手描友禅を生業とする家で育ち、 感性を磨く。
京都高等工芸学校・美術デザイン科卒業後、 初代京都桃玄に入門。 京都市伝統技術功労者であり、 瑞宝単光章受賞作家である先代に師事。
その元で研鑽を重ね、30歳という若さで二代目・京都桃玄を襲名する。
京都の雛人形作りには、800にも及ぶ工程数があると言われるが、そのほぼ全ての工程を桃源自らの手で行う。
それ故、作られる雛人形は別格の出来と言っても過言ではない。そのあまりにも丁寧な製作方法が故に、年間の製作数に制限が生じ、市場に出回る数は非常に少ない。
< 麹塵染 >
平安時代、天皇だけが着用できた禁色(きんじき)で、光の当たり具合によって様々に非常に大きく色を変えます。
夜の宴席のかがり火にさえも映えて昼と同じ色の変化を見せた麹塵染。御召替えをなされず衣服の色を様々に変えて見せる天皇陛下のお姿に人々は神の存在を感じたと言われています。
< 緑塵染 >室内のほのかな明るさでは緑色に見えるが、太陽の光の中に立つと、薄茶色が浮いたように映える金色に見える不思議で魅惑的な色。
< 京製本革 清水焼石帯 >
束帯装束(公家の正装)を身に着ける際のベルトの様な役割を果たす「石帯(せきたい)」。
雛人形の殿の腰の部分に巻かれていますが、ビニールにプラスチック、海外製のものがほとんど。
最高級は京製の本革に京都清水焼の石(緑色)が付いたものになります。
京都西陣織「誉勘商店(こんかんしょうてん)」
初代誉田屋勘兵衛が没したのが1761年という記録が過去帳に残り、創業は江戸宝歴年間前と伝わる。 現在の当主松井幸生は13代目にあたり、250年以上受け継がれた伝統、業績を忘れること無く日々研鑽を怠らない。 250年以上もの時が流れようとも、正絹しかも西陣織という“Made in 京都”にこだわり続ける、京都を代表する金欄専門店。 250年の歴史の結晶であるこの金欄を惜しげもなく使った雛人形、五月人形を直に御覧になってみてください。 その光沢、風合いは貴方の視覚を存分に楽しませ、肌触りはあなたの常識を易々と超えるでしょう。
京都西陣織「大嶋金襴(おおしまきんらん)」
最高級正絹西陣織に特化した金襴商。昭和58年、実父である大嶋喬が1800年代後半より続く京都の老舗金襴卸問屋で約30年勤めた後に独立し「大嶋金襴」を設立。
現代表の大嶋浩之は二代目。その納品先は著名人形職人のみならず、本山級神社仏閣、人間国宝級刀匠など多岐に渡る。本金や手織をはじめとする最高級正絹西陣織に特化した金襴商。