地方によって異なりますが、ひな祭りのおよそ2~3週間前にはお雛様を飾り、お膳を用意するのが一般的な習わしです。 ひな祭りのお祝いメニューには、はまぐりのお吸い物やお寿司を用意されるのが定番です。 旬の食材を用いお膳を飾り、もちろん縁起の良い菱餅や雛あられ、白酒などもご用意下さい。
一般的には立春(2/4)の頃から二月中旬に飾り、遅くとも一週間前には飾っておきたいものです。
かたづけるのもなるべく早めにします。旧の3月3日が過ぎたらなるべく早く仕舞うようにしましょう。
地方によって若干異なることもあります。例えば旧節句をお祝いの節目とされる地方もありますので、それぞれに合った時期をお選び下さい。
お日柄はカレンダーを見てお選び下さい。
お祝い物ということで、飾る日は良い日柄の時がよいでしょう。カレンダーを見て、良い日柄をお選び下さい。
大安 | 先勝 | 先負 | 友引 | 赤口 | 仏滅 | |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 | 吉 | 吉 | 凶 | 吉 | 吉 | 凶 |
午後 | 吉 | 凶 | 吉 | 凶 | 凶 | 凶 |
凶は何か縁起や運が悪いこととされています。ですが悪いことが起こるという事ではありません。
極度に乾燥するところはヒビ割れの原因になります。
湿気の多いところですとカビが生える恐れがあります。直射日光の当たらない、室温の高低差が少ないところがいいでしょう。なるべくホコリの多い場所は避けたいものです。
両家の祖父母、お祝いを戴いた方や普段親しくなさっている方などをお招きします。
おじいさん、おばあさんや仲人の方はお祝いを贈るのが良いでしょう。
親しくおつきあいされている方や、会社の同僚の方なども、おめでたいことですのでお祝いを贈るにこした事はありません。
お祝いを戴いた方には内祝いとしてお子様のお名前で一週間以内にお返しをしましょう。
お祝いにご招待できなかった方、都合で出席なさらなかった方へはお雛様と一緒に写った赤ちゃんの初節句の写真を添えてお礼状を送りましょう。
お祝いのお返しにはお礼状と一緒に、お赤飯や紅白の角砂糖、桜餅、日持ちの良い紅白饅頭などを赤ちゃんの写真を添えて贈ると良いでしょう。
飾る場所を決めて下さい。決まりましたら、先ずはきれいにお掃除して下さい。
雛飾りは特に部品も多く、人形以外の道具などもたくさんあります。先に飾り方のしおりなどで飾る順番を確認しておいて下さい。
飾り台を組み(スチール段の場合は毛氈を敷き)、飾り付けをしていきます。全部セットしてからはなかなか動かすことは出来ません。予め決めていた位置に飾り台をセットし、その場所でいいか確認して下さい。
箱のふたを取り、仕舞うときのために入っている状態をメモにするか、写真を撮っておくと便利です。
お人形や道具などの部品が多いので、一度に出さず、飾り方のしおりなどで飾る手順を確認しながら順番に箱から出します。
必ず布製の手袋を使用して下さい。
手の油や汗などが原因で、お人形のお顔や手が変色したり、シミが出てしまうことがあります。 また爪でお人形の顔などを傷つけない為にも有効な予防策です。
セロハンなどは慎重に剥がして下さい。
乱暴に扱うと壊れる恐れがあります。飾ってみて目立たない場所、気にならない箇所はとらない方がホコリや小さな傷から守ってくれます。
お顔にかけてある和紙は、捨てないでとっておいて下さい。
お顔にかけてある和紙を外すときは乱暴にすると髪型が崩れるなどしますので、慎重にコヨリを緩めて外して下さい。
和紙は仕舞う時に使うので捨てずにとっておいて下さい。
段飾りの場合は上の段から、親王飾りは奥から飾っていきます。
手前から飾ると、奥や上の段を飾る時、引っかけて倒したり落としたりするので注意して下さい。
七段飾りなどは、 屏風 → ぼんぼり → 親王台(殿と姫の座台) → 親王(殿と姫) → 作札 → 他のお人形とお道具類と桜橘(上から順に)と飾ると遣り良いでしょう。
人形の小道具類は先に持たせる方が飾りやすいです。
翌年飾るときに便利です。飾り終わったら全体を写真に収めておきましょう。
毎年訪れる行事です。長く状態を保つためにも、飾るとき仕舞うときには少し気配りを持って、気持ちよく飾りたいものです。
飾る時にも使った布手袋、他に毛ばたきと防虫剤を用意します。 防虫剤は、衣類用ではないお人形用のものが売られていますので、お近くの薬局やスーパーでお買い求め下さい。
お節句が終わったらなるべく早く、お天気の良い乾燥した日を選んで仕舞います。
ほこりや指紋をきれいにとりましょう。
お道具、小物、桜橘などは毛ばたきでほこりを落とします。
黒塗りのものなどは指紋などが付いていることがありますので、それぞれ確認して、もし付いていたら乾いた柔らかい布を用いて、ふき取ってから箱に入れていきましょう。この場合も必ず布製の手袋を使用して下さい。
奥の物から手を伸ばすと、うっかりお人形やお道具に引っかけてしまうかもしれません。
誤って倒したり、落としたりしないように、手前の物から下ろして片づけるようにしましょう。
飾るときにメモや写真をとっておけば、その通りに直すことができます。サラの時よりも入りにくいと思いますが、無理に押し込んだりしないで、慎重に直して下さい。(中にはデリケートな部品もあります)
お人形の顔に和紙を掛けます
お人形に毛ばたきをかけてホコリを落とし、お顔が汚れたりしないように軽く和紙をかけて下さい。箱の中に人形を納め、隙間に紙などを詰めて動かなくします。少し余裕をもたせて紙を詰めるようにして下さい。
(この時紙を詰めすぎると型くずれの原因になりますので注意して下さい)
新聞紙などはインクの油分がシミになる恐れがあります。ご使用にならないで下さい。
蓋をする前に買ってきた防虫剤を、表示に従って適量をお人形の箱に入れます。
木製、塗を施した飾り台などは、傷が付かないように和紙等で包み、屏風にも和紙を挟んで、台と同じように包んでから箱に直しましょう。道具などと同様に、ホコリ指紋はきれいにとってから仕舞って下さい。
写真や飾り方のしおりも無くさないように一緒に箱に入れておきましょう。
保存箇所は次のようなところを踏まえてお選び下さい。
着物と同じで、何年もしまいっぱなしにするのはよくありません。
長年仕舞いっぱなしにして、押入の中でシミが出るというのはよく聞く話です。
そういった物はなかなか修理の利かないものです。お子様の成長を願う大切なお人形です。保管の仕方次第で美しさも長く保てるのです。
鎧兜、五月人形は赤ちゃん自身の厄払いの守り神です。
節句の飾りは基本的にお祝いをする赤ちゃん自身を守るものです。他の人のお飾りを用いるのは本来の理から外れることとなります。長男のお飾りを次男の時にというのも、もちろん理にかなってはいません。
豪華ではなくとも一人一人にきちんと用意してあげて下さい。
鎧兜、五月人形は男の子一人一人を守るものです。二人目の男の子にもきちんと用意してあげるべきでしょう。
例えば長男には鎧飾り、次男には兜飾りなど、小さいものでもそれぞれのお子様に揃えてあげて下さい。ケース飾りや子供大将などもお薦めいたします。鯉のぼりなどは、次男、三男に合わせて足していくと良いでしょう。
その地方によって様々ですが、一般には春彼岸頃が明ければ飾るのに良いとされ、旧5月5日が過ぎたらあまり遅くならないように仕舞うようにしましょう。(結構曖昧な感じです)
お日柄はカレンダーを見てお選び下さい。
お祝い物ということで、飾る日は良い日柄の時がよいでしょう。カレンダーを見て、良い日柄をお選び下さい。
大安 | 先勝 | 先負 | 友引 | 赤口 | 仏滅 | |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 | 吉 | 吉 | 凶 | 吉 | 吉 | 凶 |
午後 | 吉 | 凶 | 吉 | 凶 | 凶 | 凶 |
凶は何か縁起や運が悪いこととされています。ですが悪いことが起こるという事ではありません。
鎧兜は金属部分も多く、錆びる恐れがあります。湿気の多い場所は避けましょう。
子供大将のような人形などは極度に乾燥するところですとヒビ割れの原因になります。直射日光の当たらない、室温の高低差が少ないところがいいでしょう。
なるべくホコリの多い場所は避けたいものです。
両家の祖父母、お祝いを戴いた方や普段親しくなさっている方などをお招きします。
おじいさん、おばあさんや仲人の方はお祝いを贈るのが良いでしょう。
親しくおつきあいされている方や、会社の同僚の方なども、おめでたいことですのでお祝いを贈るにこした事はありません。
お祝いを戴いた方には内祝いとしてお子様のお名前で一週間以内にお返しをしましょう。
お祝いにご招待できなかった方、都合で出席なさらなかった方へはお節句飾り、鯉のぼりと一緒に写った赤ちゃんの初節句の写真を添えてお礼状を送りましょう。
お祝いのお返しにはお礼状と一緒に、お赤飯や柏餅、チマキ、或いは鯛の形をした砂糖などを赤ちゃんの写真を添えて贈ると良いでしょう。
飾る場所を決めて下さい。決まりましたら、先ずはきれいにお掃除して下さい。
鎧兜は部品も多く、鎧兜以外の道具もたくさんあります。先に飾り方のしおりなどで飾る順番を確認しておいて下さい。
飾り台を組み(スチール段の場合は毛氈を敷き)、飾り付けをしていきます。全部セットしてからはなかなか動かすことは出来ません。予め決めていた位置に飾り台をセットし、その場所でいいか確認して下さい。
箱のふたを取り、仕舞うときのために入っている状態をメモにするか、写真を撮っておくと便利です。
鎧兜やその他道具など、部品が多いので一度には出さず、飾り方のしおりなどで飾る手順を確認しながら順番に箱から出します。
必ず布製の手袋を使用して下さい。
手の油や汗などが原因で、鎧兜の金属部品が変色したり、シミが出てしまうことがあります。
また爪でお人形の顔などを傷つけない為にも有効な予防策です。多くの櫃にも金属部品が使われています。その他の金属部にも十分気をつけて下さい。
セロハンなどは慎重に剥がして下さい。
乱暴に扱うと壊れる恐れがあります。飾ってみて目立たない場所、気にならない箇所はとらない方がホコリや小さな傷から守ってくれます。
鎧などの各部にかけてある紙は、捨てないでとっておいて下さい。
保管中、傷などから守るため必要です。
仕舞う時に使うので、外した紙は櫃の中などに入れて、なくならないようにしておいて下さい。和紙は仕舞う時に使うので捨てずにとっておいて下さい。
段飾りの場合は上の段から、親王飾りは奥から飾っていきます。
手前から飾ると、奥や上の段を飾る時、引っかけて倒したり落としたりするので注意して下さい。
三段飾りなどは、 屏風 → 本体(櫃) → 提灯 → 弓太刀 → 作札 → その他の道具(上から順に)と飾ると遣り良いでしょう。鎧兜本体は他で組み立ててから飾るのが良いと思われます。
翌年飾るときに便利です。飾り終わったら全体を写真に収めておきましょう。
毎年訪れる行事です。長く状態を保つためにも、飾るとき仕舞うときには少し気配りを持って、気持ちよく飾りたいものです。
飾る時にも使った布手袋、他に毛ばたきと防虫剤を用意します。
防虫剤は、衣類用ではないお人形用のものが売られていますので、お近くの薬局やスーパーでお買い求め下さい。
お節句が終わったらなるべく早く、お天気の良い乾燥した日を選んで仕舞います。
ほこりや指紋をきれいにとりましょう。
本体、お道具、弓太刀などは毛ばたきでほこりを落とします。
金属部分や黒塗りのものなどは指紋などが付いていることがありますので、それぞれ確認して、もし付いていたら乾いた柔らかい布を用いて、ふき取ってから箱に入れていきましょう。この場合も必ず布製の手袋を使用して下さい。
鎧兜は分解し、紙包みや箱に戻します。
分解した本体や部品に毛ばたきをかけてホコリを落とし、金属部品などは指紋などを指紋などをふき取ってから紙包みや箱に戻します。箱の中に収め、隙間があれば紙などを詰めて動かなくします。少し余裕を持たせて紙を詰めるようにして下さい。(この時紙を詰めすぎると破損の原因になりますので注意して下さい。)
新聞紙などはインクの油分がシミになる恐れがあります。ご使用にならないで下さい。
蓋をする前に買ってきた防虫剤を表示に従って適量をお人形の箱に入れます。
奥の物から手を伸ばすと、うっかりお人形やお道具に引っかけてしまうかもしれません。
誤って倒したり、落としたりしないように、手前の物から下ろして片づけるようにしましょう。
飾るときにメモや写真をとっておけば、その通りに直すことができます。サラの時よりも入りにくいと思いますが、無理に押し込んだりしないで、慎重に直して下さい。(中にはデリケートな部品もあります)
木製、塗を施した飾り台などは、傷が付かないように和紙等で包み、屏風にも和紙を挟んで、台と同じように包んでから箱に直しましょう。
道具などと同様に、ホコリ指紋はきれいにとってから仕舞って下さい。
写真や飾り方のしおりも無くさないように一緒に箱に入れておきましょう。
保存箇所は次のようなところを踏まえてお選び下さい。
着物と同じで、何年もしまいっぱなしにするのはよくありません。
長年仕舞いっぱなしにして、押入の中でシミが出るというのはよく聞く話です。
そういった物はなかなか修理の利かないものです。お子様の成長を願う大切なお人形です。保管の仕方次第で美しさも長く保てるのです。
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